はじめに
きっかけ
元々化粧やお洒落に興味がなかったが、大学生になって垢抜けているクラスメイトを見て一気に危機感を抱いた。しかし変わり方が分からない、お洒落をするのが恥ずかしいという思いから何も出来なかった。こんな自分を変えたくて研究テーマにした。
目的
垢抜けて自信をつけてわたしを好きになること。
なぜ外見作り?
外見作りってことは内面はどうでもいいの?と思ったかもしれない。しかし私は中身を変えたいからこそまずは見た目が大事だと考えた。実際に研究を始めてから自信がつき、内面にも変化が現れてきた。だから外見作りを優先した。
私の垢抜けポイントの定義
垢抜けると言ってもその基準は人によって違う。私の場合は自分自身が垢抜けたと自信を持って言えることを「垢抜ける」と定義した。そして自信を持つために変えるべき4つのポイントを考えた。これらは私だけのキーポイント、みずKeyである。
みずKeyとは? ミズキの名前で構成された鍵。みずキーを集める(垢抜けポイントを満たす)ことで垢抜けた自分に近付ける。 そして何かをする度に変化や満足感を踏まえ五段階でミズキレベルを評価していく。 |
![]() |
研究前の私
だからと言って全く何もしてこなかった訳ではなく、元々マニキュアを塗ったり化粧品を買ったりはしていた。
|
|
実践
1 髪を手入れする
髪は女の命と言われるぐらい重要なものであり、面積が大きい分変化が分かりやすい。最初は髪型を変えたり染めたりするのが手っ取り早いと考え美容室に行ったが…
あれ…変わった…?
髪を少し切ったり茶髪にしたぐらいでは変化を感じられなかった。
![]() |
ヘアケアに力を入れる
元々の髪がボサボサだったことに気付き髪をサラサラにする努力をした。髪質を改善するべくヘアオイルやナイトキャップを使用し、正しい髪の洗い方や乾かし方を心掛けた。その結果少しクセが収まりクシ通りがよくなった。 |
![]() |
![]() |
インナーカラーを染める
もっと派手な色なら変化が目に見えると思い、インナーカラーを入れた。髪の内側だけを染めるので挑戦しやすい。一月ほどで色落ちしてしまったが、とても満足した。 |
![]() |
![]() |
2 化粧をする
今まで化粧をしたのは就活の時ぐらいで全くしてこなかった。まずは化粧に慣れることから始めようと思い、LIPSというアプリでやり方を調べ毎日化粧をして出かけた。その結果化粧をすることには慣れたがうまく出来ている自信はなかった。 | ![]() |
![]() |
パーソナルカラー診断を受けた
そこで自信をつけるためにもパーソナルカラー診断を受けに行った。パーソナルカラーは生まれ持った肌や髪の色に似合う色のことで、化粧をする上で役に立つ考え方だ。色味が違う4色のドレープをあてて行くと夏の色だけ顔色が明るく見えたため結果はブルーベースの夏だった。
![]() |
他にもスキンケアを心掛けたり母に化粧を教わったりした結果、少しは上達したしなにより化粧をすることが楽しくなった。まだ垢抜けた化粧には至っていないけれどこのまま続けていけばもっと上達するはずだ。
3 服装に気を遣う
センスの良い服を着ている人はお洒落で垢抜けて見える。しかし私はそんなものを持ち合わせていないので、まずは雑誌やインスタグラムで現在の流行を調べた。
それらを参考に「しまむら」や「GU」といった流行りの服が買える店に通った。 | ![]() |
その結果寂しかったクローゼットは潤い、毎朝着る服に悩むことはなくなったが、垢抜けた服装になれたかはよく分からなかった。
![]() |
自分の着たい服を着よう!
流行りの服を調べてもよく分からないならせめて自分の着たい服を着ようと思い、普段は恥ずかしくて着れなかったこの二着を着て学校に行った。
![]() |
![]() |
「変な格好をしている」という思いから、すれ違う他学科の学生の視線に怯えながら移動した。しかし教室に着くとクラスの皆にかわいい褒められた。誰にも変とか似合わないとは言われなかったので「自分が着たい服を着ればいいんだ」というある意味当たり前のことに気付いた。垢抜けた服装には至らなかったがお洒落することの楽しさが理解できた。
![]() |
4 内面を変える
外見を変えようとしただけでは内面に大きな変化は感じなかった。そこで垢抜けた内面とは何か考えた結果、自己肯定感を上げる必要があると考えた。
私の自己肯定感を自己診断してみるとかなり低いことが分かったので、比較的簡単に自己肯定感を高める方法を探した。
この3つを意識して生活するようにしたところ本当に効果があり、自己診断の結果も少し良くなった。これらを続ければわたしを好きになることに繋がるはずだ。
![]() |
結果・考察
外見を変えることは難しく、自分では全然変化を感じられなかった。しかし日々の変化が小さすぎて気付かなかっただけで、写真で見ると大きな変化に繋がっていた。このことからお洒落とは思っていたほど派手で華やかなものではなく、実際は地道な努力や経験を積み上げていくことで得られるものだとわかった。
わたしを好きになれました!
今はわたしのことを好きだと自信を持って言える。最初は「変わらなきゃいけない」という危機感から始めた研究が、今は「このままでもいいけどもっと素敵になるためにするもの」に変わった。これは今まで頑張ってきたことで自信がつき、自分を認められるようになったからだ。まだ垢抜けたとは言えないが、これからも自分磨きを続けていけばもっと変われると思う。そのためにも姿勢や食事の改善など、この研究ではやらなかったことにも取り組んでいくつもりだ。
研究を更に詳しくまとめたファイルを読む
↓