卒業研究展2021 卒業研究展2021

仁愛女子短期大学

卒業研究内容

06.Digital Art Life

デジタルアートの価値とその証明について
高橋 朋江

きっかけ

私の趣味が絵を描くことなので、絵に関することを研究しようと思っていたところ、保健室の先生にデジタルアートについて記事があると教えていただき、それをベースに研究できることを考えた。

最初はアナログアートについても触れようかと思っていたが、デジタルアートを多く描く私にとって、デジタルアートのことを深掘りした方が何か有益な情報が得られるのではないかと思った。

せっかくデザインを学んでいるのだから、デザイン専攻らしい研究内容にしたかった。

 

研究テーマ

デジタルアートの価値とその証明について

 

研究内容

・デジタルアートの価値についての研究なのでデジタルアートがどのように取引されているのかを調べる。

・デジタルアート作成

自分で制作した絵を比較する。

デジタルアートのことを調べていたら一つのワードが出てきた。

これからの話はそれが中心となっている。

 

NFTアート

NFTとは代替不可能な財のことを指すが、

・「代替不可能な財」とは?

 文字通りのことだが、代替が不可能なブロックチェーン上で発行された、送信権が入った唯一無二のデータのこと。

 ※送信権:著作物を放送、有線放送、インターネットで伝達することを著作者に占有させる権利の総称

・ブロックチェーン

データが改竄されないように取引した内容を記録しておき、維持する技術。

 

NFTアートとは

仮想通貨で取引されるアートのこと。

従来のデジタルアートであれば、いくらでも複製が可能で資産としての価値を持つことはなかったが、先程説明したNFTの技術を取り入れることで唯一性を持たせることができる。

購入した本人にしか転売などの操作をすることができないようになる。

以上のことがデジタルアート(NFTアート)の大まかな説明になる。

 

 

結果・考察

デジタルアートがなんなのかを知る前は、下書きを描いてベタベタに色をぬっているので、全体的にクレヨンで塗ったような幼稚さが出ているように思う。

一方でデジタルアートのことを大まかに知った後は、Twitterやデジタルアートのことを調べているうちに知った絵などを見て影響を受けて、モノクロの表現も良いなと思い一色のみの絵を描いた。

元々は色をガッツリ塗る絵が好きだったが、いろんな作風の絵を見ていく中で白黒で現されている絵が自分にとても刺さったので自分でも描いてみたくなり前のページで見せた絵になった。

今回の私のようにネットに影響を受けてデジタルアートを作りたくなる人は今後たくさん出てくると思う。

これを見て、デジタルアートが身近にあるのだということを知ってくれるとこの研究をした甲斐がある。皆さんもSNSなどのぞいてみてほしい。

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