きっかけ
途中参加した研究で、本格的にヒンメリ制作をしていきたい!と思ったことがきっかけ。
元々、ヒンメリで使われている麦稈(ばっかん)を使用していきたいと思い、
研究を分かれて一人で制作していくことを決める。
ヒンメリとは
多面体の飾りを繋げたモビールのことをフィンランドでは
ヒンメリ(Himmeli)と呼ばれている。
伝統的な装飾品で乾燥したライ麦の藁(麦稈)に糸を通して作られている。
目的
ヒンメリによって見て癒され、また作っている時間が楽しく感じる。
このようなヒンメリの魅力を、身近な人から広めていきたい。
また、私が作ったヒンメリが人とのコミュニケーションの一つとなることを図る。
タイトルについて
制作方法
試作作品一覧
試作をしてみて…
プラスチックストローではなく、本格的なヒンメリを作りたい!
と思ったため、麦稈を使って制作を始めた!
麦稈の特性を理解したため、作りたいヒンメリを考えた
ドリームキャッチャーとサンキャッチャーを組み合わせた大型ヒンメリを作りたい!
同じ形で、中のヒンメリに違いを持たせ、5つ制作したヒンメリ
5つのヒンメリを繋げる星型のヒンメリ を制作した
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himmeli10-15の全てのヒンメリを繋げる
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他にも…
壁面のヒンメリを制作した
パーツとパーツの間にビーズを使用し、パーツ全てを同じ長さに切り揃え、
三角形を作りながら制作していく。同じ形のヒンメリを4つ作り、繋げた。
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結果・考察
大型のヒンメリ制作では10-15作品までのヒンメリの形や使う刺繍糸の色にもこだわったことで達成感を感じ、制作前の自分より制作後の自分の気分が上がっていたことに気づいた。また、様々なヒンメリを完成させることで達成感を感じられたり、集中できたりする制作時間は自分にとって癒しの時間となった。作ったヒンメリを実際に部屋に飾ってみて、ヒンメリが空間に加わったことで部屋が少し明るくなったように感じ、家にいても下を向いていることが多かったが、飾っているヒンメリが視界に入ると、よし!もう少し頑張ろう!など不思議と自分の気分を上げれるようなものになっていた。また、ヒンメリについて家族に話すと家族もヒンメリに興味を持ち、一緒に制作したりなどして家族とのコミュニケーションの一つとなった。学校では、ロッカー室前に今までに制作したヒンメリを飾った時に、その場所を通るクラスメイトから「可愛い!」「すごいね!」と声を掛けられ、会話が増えた。
自分の作ったヒンメリが人とのコミュニケーションに繋がっていると感じ、「コミュニケーションの一つとなる」という研究目的は達成出来た。制作時だけでなく、観賞時も気分が上がったと感じたのはヒンメリを作る癒しの時間が、観賞時に思い出されるからだと考えた。また、ヒンメリを飾ることで自分だけでなく家族や友達の気分も少しだけでも明るくなっているのではないかと考えた。
これからの活動